対人関係の悩みって尽きないですよね…私もそうでした。
さて、この本は人と接していて疲れたーとなったり、家に帰って何もできないとか、会社や学校で嫌なことがあった場合に家でも考えて疲れる〜という人にオススメです。
大嶋信頼さんの本「いつも人のことばかり考えて凹んでしまうあなたが「ま、いっか」と思える」本を読んでまさに対人関係で悩みがある人にピッタリだと思いました。
会話に割り込まれたり、パワハラ、モラハラ、セクハラをされているのは、あなたがマウンティングをされているからです。
大嶋信頼さんの本は、毎回ですが…これいるかな?と思いながら買って、読んでいるときにこの悩みは私にピッタリ!なんて良い本なんだ!となってしまうんですよね。
いつも人のことばかり考えて凹んでしまうあなたが「ま、いっか」と思える本
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なぜ人と接すると疲れるのか?怒ってしまうのか?
その原因と対処法について紹介をしている本です。
心が敏感なタイプの人にこの本はおすすめです。
私は人付き合いが苦手で、あんまり友達もいないけど、何か自分が悪いのかな?とか思いながら過ごしているようなタイプでして、いわゆる気が効く人、細かい人なので人の言動やちょっとした返事や行動で人からストレスをもらうので、この本はぴったりでした。
疲れる原因はマウンティングをされていたから
さて、人と接していてこんなことがありませんか?
こんなことがあればあなたはマウンティングをされています!
マウンティングとは、上下関係をハッキリさせるために出る行動や発言で、主に自分が下だと感じたときにそれに負けないように自分が上だと証明しようとしてくる行動です。または、上の立場の人が、下の立場により下の立場であると認識させることです。
マウンティングをされると、腹が立つのはもちろん凄く疲れるんですよね〜なんでアイツはあんなこと言ったんだろう…とかなんで上司は自分にばかりキツいことを言うのだろう…とか。あの人と会うのが嫌、喋るのが嫌となってしまうんです。
人と仲良くなれないと悩んでいませんか?
私もそうです。
人の為を思ったり人の気持ちを考えるんですが、自分は距離を置かれてみんなと一緒というような一体感を感じられないんです。
周りを見ていると、みんな気軽そうに今度遊ぼとか、前集まったとき楽しかったねーとかいう話題をしていて、自分は社会に出てから仲良くなる人がほとんどいないと実感してしまいます。
でもだからといって、仲良くなりたいかと言われれば正直わからないんです。
だって気もきかないし、こっちの気持ちを考えて喋ってくれないし、タイプが合わないとも思ってるんです。
人の気持ちがわかる=心の距離近すぎ!?だった
そんな私は、人の気持ちがわかりすぎるほど、わかってしまうタイプなんです。
会社の中で働いていたら、あの人はきっと今こんなことで苦しんでいるとか、今の発言であの人はこう思ってるだろうなぁとか思っちゃうんです。
大嶋信頼さんいわく…それは人との心の距離が近すぎるとのこと。普通の人はそこまで思わないそうです。
えっ!って感じですよね。
人間は自然と安心できる距離がありますよね?あんまり近すぎて喋られると、嫌で離れたくなりますし、遠くで喋られるとあれ?俺嫌われているのかな?と思ったり。
心にも距離があって、人の気持ちがわかるとか、あー思ってるだろうと推測するのは実は心の距離が近すぎるとのことなんです。
本でも買いてありますが、友達が遊びに来て勝手に冷蔵庫を開けたりする人がいると何て失礼な奴だと思うかもしれません。
しかし、相手の気持ちを推測するのは、この失礼なことを相手に対して行なっているとのことです。
ですので、まずは、相手のことを考えないと相手との適切な距離が取れて、心地よくなることが書かれています。
※相手の気持ちを考えてと昔から言われていたのを真に受けました…
マウンティングされているなと思った時の具体的な対処法。
さて、この本では、具体的にマウンティングをされたり、嫌な思いをしないための対処法についていくつか紹介します。
認めてほしい上司や、仲間、夫や妻には「自分は○○さんを神聖化していた」と唱える
上司から全然認めてもらえない…とか、夫や妻に全然認めてもらえないなんてことありませんか?
こんなに仕事をして成果をだしたのに、他の人ばかり表彰されたり周りから褒められている。
家事を一生懸命していても対して褒めてもらえず、感謝もされない…
辛いですよね…。
私も会社では全然上司に認めてもらえなくて、後輩ばかり認められていって「この会社辞めたろかー!」って思うこともしばしばあります。
そこで、この言葉「自分は○○さんを神聖化していた」…
はっきり言って胸がスーッと気持ちよくなりましたね。
そうそう、上司といえども凡人w
元々大したことないのに、上になってるもんだから下の俺の才能に嫉妬してマウンティングしてくるんだなwと思えました。
マウンティングをしてくる人には、この人は私のペットじゃない
会社で仲良くしている後輩とかに、親切に教えてあげたり、冗談を言っていると、なんかふとした時に、相手がムキになってイラっとすることをいってきたり、返事をほぼせず無視のようなことをされることがあります。
私はけっこうイラッとして、「こいつ!」となっていたのですが、これもマウンティングということ。
大嶋信頼さんの説明いわく、これはペットと同じ状態であること。
犬を飼っていたら、わがままをいったり、散歩を連れて行ってとやたら鳴いたりする時ありますよね。
それと同じだそうです。
つまりうちの会社の後輩は甘えて調子にのっていたということです。
おぉよしよしとせずに、頭の中で唱えてマウンティングを防ぎましょうw
苦しんでいる人を見たら、その苦しみは相手のものと思う
仕事ができなくて、会社で明らかに役立たずな人を見るとこちらが苦しくなることがあります。
まるで昔の仕事ができなくて、怒られていた自分を見ているようで。
それで少しでも助けようと、「これはこうやったらいいんだよ」と教えてあげると、アドバイスも無視して同じように失敗されたり、そして何度か助けてあげようとするとほっといてくださいという感じで無視されることありませんか?
これもどうやらマウンティングだそうです。
そもそも仕事をできない人を見て苦しんでるなんておかしくないですか?w
そうなんです、その場合は相手の苦しみを自分のものとしているわけです。
そんな苦しみを自分のものとせず、自分のしたいようにやっていくのが自分を大切にすることにつながるんじゃないでしょうか?
大嶋信頼さんいわく、優しさや親切も○○と言っているぐらいですからね。
未読や返事がないのに気になる時は、相手とつながっていると唱える
チャットやLINE、SNSで返事が返ってこないとき気になりますよね。
ただ単に連絡をしただけなのに、何で返してこないの!って思うと辛いですよね。
私も周りにいまして、どうすれば返事を返してくれるんだろう?とタイミングや口調、間を開けたりしたんですが解消できず…。
まぁ、こんな相手はこっちに嫉妬をしているので、マウンティングとして無視をしているとも考えられるとのこと。
どうやらこれは逆説で書かれているらしく、唱えると相手と繋がりを切れるようになるようです。
自分の精神が安定するのが一番ですねw
また、他には「下品な人、セクハラをする人には」「図々しい人」「愚痴っぽく悩みばかり聞かせてくる人」「一人ぼっちで寂しそうにしている人」など、それがどんなタイプでと説明があったうえで、そのマウンティングに対してどう対処すればよいかが書かれています。
言葉を唱えなくてもできる対処法
要するにマウンティングをしてくるってのは、攻撃を仕掛けられているため、こちらも何らかの返答なり態度を示さないと向こうはどんどんとエスカレートして調子に乗ってくるので、攻撃を仕掛けましょうということになります。
一例としては、マウンティングしてくる相手には、お願いされたらこちらもお願いするなど。
例えば、コピーお願いしますねと言われた場合、じゃあこの書類のチェックお願いしますと言ったぐらいにです。
こちらも返すことによって、ぞんざいな扱いは減るということです。
まぁ、私はタイプ的には、頭の中で言葉を唱えるものの方が向いているとおもいます。
頭の中で唱えながら、相手の弱点を探して、それでも攻撃を仕掛けてくるなら大嶋信頼さんのセミナーに行って学んだ「究極の一言」を使いますw。
それは無意識の旅でも違う文言で紹介されていたので、是非つかってみても良いかと思います。
いつも人のことばかり考えて凹んでしまうあなたが「ま、いっか」と思える本
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