大嶋信頼さんがブログで自分が幼い頃にお母さんが可哀想ってのは一発アウト!ってことが書かれています。
でも、私の母はめちゃくちゃ嫌なことばっかり言う母でもないし、アレはしたら駄目コレはしたらダメとかいう母でもありません。
むしろ父親の方がめんどうみない、浮気する、借金するとんでもない奴だったのです。
しかし母には私もある程度は自由にさせてもらったりもしたし頑張って育ててくれたのはわかるしと思うのです。
人を一人育てるのも大変なのに妹や兄などの兄妹を育てるのは並大抵の大変さではありません。
そんな母親を罪とするなんて、なぜなんだ?と長年疑問でした。
私はつねに不安があるとか鬱っぽいとか怒りやすいとかがあるのですが、コレは誰によってもたらされたのか?って思うんですよね。
支配者は母親が多いので母親が大きな原因とは思うんです。
今回はなぜ可哀想な母親がアウトなのか、書きながら考えたいと思います。
父親が嫌な奴で母親がかわいそうなのになぜ悪い?
ウチの家族は父親が嫌な奴で浮気はするわ商売を失敗し借金を作り家を離散させるなどとんでもないクソ野郎です。
父親のせいで私が中学生になるまでに母親との喧嘩や、別居、転校に悩まされてきました。
兄妹もこの家族が嫌だな、こんな家出ていきたいと言っていましたし、よく泣いている母親を見て子供ながらにお母さんかわいそうと思っていました。
母親は家で楽しそうにしている姿をあまり見たことがないぐらいかわいそうなのですが、なぜこんなにも可哀想なお母さんが悪者になっちゃうの?って思いますよね。
そこを今回は解説していきたいと思います。
母がかわいそうな機能不全家族からアダルトチルドレンがうまれる
アダルトチルドレンってなんぞや?ってことをよく思っていたのですが、簡単にいえば大人になってもトラウマをもった人です。(私だ!)
毎日の生活が生きづらく苦しくストレスが溜まりがちな方。
そしてそのストレスが大きくなると、うつ病や摂食障害、アルコール依存症、不安障害、適応障害など二次的な精神疾患にかかりやすい傾向、パーソナリティ障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などに表れるとのことです。
私は不安障害とうつ病傾向というのが傾向として強いですね。
アダルトチルドレンが生まれる理由
そのアダルトチルドレンが生まれる理由としては以下があります。
1.親がアルコール中毒(アル中)
2.虐待やネグレクトを受けて育つ
暴力や強い暴言をはかれてばかりの場合ですね
3.機能不全家族
生活が困窮している、子供がストレスにさらされている、親が子供に無関心であったり、逆に過干渉、子供を褒めない、子供を認めない状態は機能不全家族といいます。
コレを見て、あっウチは機能不全家族だったんだなと思いだから私はこんな状態になったんだという謎が解けました。
常にお母さんが泣いてたり苦しんでいるから子供のわたしがなんとかしなきゃと思っていましたし、親の喧嘩をしている状態が続くとなぜこんなに苦しい家庭なのかウチはとも思っていましたし、褒めてもらった記憶はほぼないしです。
私はアダルトチルドレンになった 母親はかわいそうだけどそれだけじゃない
大人になったら不具合が出てくるんですよね。
私は不安で仕事中ものすごい不安に襲われる、休みもうまく休めない、精神的に安定しないなど。
そんな中、大嶋信頼さんのブログでは母親がかわいそうで一発アウトってなぜなんだ?って思っていたんですよね。
父親の借金を返し苦労しながら兄妹を育てた母、あんなに苦しい状態を切り抜けわたしたち子供を大きくしてくれたのになぜ悪者なの?って(悪者とは言ってないか)
支配者とは思えないし(母だから自然とその役割になる?)、いい人じゃないか?とも思っていました。憎むなんてできないと。
でも今はこう思います。
毒親かより事実を認識する。無理に憎まなくてもいいが距離は離す
ここで客観的に事実だけ見ていきましょう。
母親の客観的事実
母親は父親と結婚後兄妹3人が生まれる。
父親はまとも仕事をしない、浮気をするので母親と喧嘩が続く。
そんな中別居をする、そしてまた同じ生活をするが喧嘩はなくならない。
やがて父親は商売に失敗をし借金を背負い、離婚する。
その後母は離婚後兄妹3人を1人で働いて稼ぎ育てる。
しかし現状では兄妹3人ともになにかしらの精神障害を追って苦しそうにしている。
3人共精神障害を負う時点で母親はアンタのせいだーとも言われてもおかしくないことになりますね。
もちろん母親だけでなく父親も悪いですね。
しかし、母親が悪くないわけでは絶対にない。
大人になればわかりますが選択はできたのですから。
早くに父と離婚することもできたし、それをしなかった母も原因ではあります。(まぁ色々あるのでしょうが)
まぁもう大きくなったので母親を突き詰めて謝れとかそういうことではありません。
ウチは機能不全家族で原因は父親と母親だということ。
それだけわかればいいのです。
作られるアダルトチルドレンの役割
さて、最後にアダルトチルドレンの役割についても紹介をしていきます。
機能不全家族では子供が子供ながらに様々な役割をもたされます。
1.ヒーロー(英雄役)
勉強や習い事などを頑張り活躍するタイプ。
一見アダルトチルドレンに見えないが頑張る理由が親に叱られたくないなどの理由で頑張っておりなにかの機会に心が折れちゃうとのこと。
2.スケープゴート(生贄、身代わり役)
ヒーローとは真逆に問題ばかり起こす子。この子がいなければ家族はうまくいっていたのにみたいに役目を負わされる子です。
3.イネイブラー(世話役、支え役)他人の世話を焼くことで自分のことから逃げている。親の代わりに家事をしたり兄妹の面倒を見たりする自己犠牲タイプ。見返りは求めずにこの状態を続けるようにする。アルコール依存症の人に酒を与えるなど
4.プラケーター(慰め役)
ひたすら母親などの愚痴を聞くタイプ。
5.ピエロ-クラン(道化師役)
冗談を言ったりおどけたことをして家族を盛り上げるタイプ。
6.ロストワン(いない子役)
一人で過ごす、家にあまり帰ってこない子。
あてはまったらそれごとに対策をしていかないとですね。
それではまた