「セドナメソッドに興味があるけど、具体的なやり方がよくわからない」「やってみたけどうまくいかない」そんな方に向けて、この記事ではセドナメソッドの手順・コツ・うまくいかない時の対処法・常時開放まで、実践的に解説します。
セドナメソッドは特別な道具も場所も必要なく、心の中で質問に答えるだけのシンプルな方法です。まずは流れを把握してから、実際にやってみてください。
※体験談・人生の変化については「セドナメソッドで人生変わった話」記事で詳しく紹介しています。

新版 人生を変える一番シンプルな方法 ― セドナメソッド ―
セドナメソッドで感情が解放されるとどうなるか:やり方を学ぶ前に
感情は「溜め込む・表現する・逃げる」の3パターンしかない
私たちはネガティブな感情に対して、無意識に3つのどれかをやっています。
- 溜め込む:感情を押し込めて見ないふりをする
- 表現する:怒ったり泣いたりして発散する
- 逃げる:考えないようにしたり、気晴らしで紛らわせる
どれも根本的な解消にはなっていません。セドナメソッドが行うのは、これらとは別の4つ目の選択肢「手放す」です。感情を感じた上で、手放す。これだけで感情の蓄積が解消されていきます。
心はコンピュータのようなもの:古いプログラムを書き換える
セドナメソッドの考え方では、私たちの心はコンピュータのようなものだと言われます。過去の経験や感情が「プログラム」として蓄積されており、現在の判断・行動・感情の反応を自動的に生み出しているのです。
嫌な出来事があった時に「またこのパターンだ」と感じたことはないでしょうか?それは古いプログラムが動いているからです。セドナメソッドは、そのプログラムを感情レベルから書き換えていく作業といえます。
セドナメソッドの基本:まず9つの感情を知る
セドナメソッドでは、人間の感情を9段階に分類しています。低い段階から高い段階に向かって、感情を解放していくのがポイントです。
- 【無気力】活力がなく、何もする気が起きない状態。「やる気がない」「もう手遅れ」「望みがない」
- 【悲しみ】喪失感や悲しみを感じる状態。「見捨てられた」「誰も愛してくれない」
- 【恐れ・不安】不安や恐怖を抱える状態。「おびえる」「逃げたい」「心配する」
- 【渇望】欲しいものが手に入らないという強い願望。「手に入れなければ」
- 【怒り】不満や怒りを感じる状態。「しゃくにさわる」「頭に来た」「無礼な」
- 【誇り・プライド】自分を守るための感情。「自分は悪くない」「批判的な」「見下す」
- 【勇気】困難に立ち向かう力を持つ状態。
- 【受容】現実を受け入れることができる状態。
- 【平安】内面的な安らぎや平和を感じる状態。
基本的には、1〜6の「誇り」までを解放することを目標にします。誇りまで解放できると、多くのネガティブ感情の根っこが取り払われた状態になります。
※まずは自分が今どの段階の感情にいるか確認することから始めましょう。
セドナメソッドのやり方:4つの質問を使った感情解放の手順
それでは、実際にセドナメソッドをやってみましょう。心の中で以下のステップを行います。
今感じているネガティブな感情を認識します。感情を無視したり抑え込んだりするのではなく、正直に向き合います。「今、何を感じていますか?」と自分に問いかけてみてください。
→ 自分の感じている絶望や怒りなどをじっくり感じましょう。「はい」と答えます。
→ はい、認めます。感情を否定せず、あるがままに認める。
→ はい、手放します。
→ 今です。はい。
方法は至ってシンプルです。心の中でこれらを質問し、今感じている負の感情を解放していきます。一回であまり感情が変わらなくても大丈夫です。何度も繰り返し、感情を解放しましょう。
私も1回のセッションで30分以上行っていることがありました。最初はとめどなく負の感情が出てきますので、延々と開放していくことになります。
感情の核心へ潜り込む:表面の感情と根っこの感情の違い
最初に出てくる感情は「仮の感情」のことが多い
セドナメソッドを始めると、すぐに「怒り」や「不安」が出てくることがあります。しかし、それは表面に出ている感情であって、根っこの感情ではないことが多いです。
たとえば「上司に怒りを感じる」という感情を手放してみると、その奥に「認めてもらえないという悲しみ」があったりします。さらにその奥に「見捨てられる恐れ」がある、という具合です。
感情の質問を繰り返していくうちに、より深い層の感情が出てきます。「なんかまだモヤモヤする」という時は、表面の感情だけを手放して終わっている可能性があります。
感情の根っこには「3つの欲求」がある
セドナメソッドでは、感情の根底には3つの欲求が隠れていると言われています。
- 承認の欲求:認められたい、愛されたい
- 安心の欲求:安全でいたい、失いたくない
- コントロールの欲求:思い通りにしたい、支配したい
感情の手放しが進んでくると、最終的にこの3つの欲求のどれかに行き着くことがあります。そこまで掘り下げて手放せると、より深いところから感情が解消されていきます。
効果的に実践するコツ:うまくいかない時の対処法
実践のコツ
- リラックスできる環境を作る:最初はある程度集中できる環境が望ましい。慣れればどこでもできる。
- 感情に抵抗しない:感情は正直に感じたままに行うことが重要。
- 継続して実践する:毎日1分でもできるのがセドナメソッドの長所。毎日おこなうことで変化をより実感できる。
「手放せた気がしない」時のチェックポイント
セドナメソッドをやってみたけど何も変わらない…という場合、以下を確認してみてください。
- 感情を頭で考えていないか?:「怒っていると思う」ではなく「怒りを体で感じている」状態が必要です。
- 表面の感情だけで終わっていないか?:根っこの感情まで掘り下げることで効果が高まります。
- 継続が足りない可能性:1回では変わらないことも多い。感情は何層にもなっているので繰り返しが大切。
常時開放のやり方:日常のどんな場面でも使えるようになる応用編
常時開放とは?
「常時開放」とは、特定の時間に集中してセドナメソッドをするのではなく、日常のあらゆる場面でリアルタイムに感情を手放していくことです。
たとえば電車の中で嫌なことを思い出した瞬間、仕事中に不安を感じた瞬間、そのまますぐに「この感情を手放せますか?→はい」と内側でやってしまう。これが常時開放です。
セドナメソッドの最大の利点はいつでもどこでもすぐに行えることですので、自分が何か苦しいとか違和感を感じたらすぐに行うようにしましょう。
書く解放:紙に書き出しながら手放す方法
感情が複雑でうまく整理できない時は、紙に書きながら行う方法もあります。
- 今感じていることを紙に書き出す(「〇〇が怖い」「〇〇に怒っている」など箇条書きでOK)
- 書いた感情に対して4つの質問を行う
- 手放せた感情には線を引いて消す
視覚化することで「どの感情が残っているか」が見えやすくなります。
瞑想と組み合わせる方法
瞑想(呼吸に集中して心を静める時間)をとった後にセドナメソッドを行うと、感情を感じやすくなる場合があります。普段は気づかない深い感情が浮かび上がってきやすいためです。
まとめ:セドナメソッドで得られる変化と次のステップ
セドナメソッドは、ネガティブな感情をなくそうとするのではなく、「感じた上で手放す」という発想の転換が核心にあります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、続けていくうちに「感情が浅くなっていく」感覚が出てきます。同じ状況に遭遇しても、以前ほど感情に飲み込まれなくなっていく。その積み重ねが人生を変えていきます。
まずは今日、何か嫌だと感じた瞬間に一度試してみてください。
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